[プレスリリース] シュプリンガー?ネイチャー?グループ、カーボンニュートラル達成にもとづいた短期目標を設定
シュプリンガー?ネイチャー?グループは、気候変動活動に焦点を当てた「Sustainable Business」年次報告書の最新版を発表
ロンドン|ニューヨーク|ベルリン 2022年4月6日
- シュプリンガー?ネイチャー?グループは、特に気候変动活动について焦点を当てた「Unlocking Potential」というタイトルの「Sustainable Business」(SB)年次報告書の最新版を発表します。
- 报告书は、シュプリンガー?ネイチャー?グループが自社のオフィスと社用车、航空便に関连する排出量に関してカーボンニュートラルを达成したという昨年の発表にもとづいて、新しい短期的な炭素目标を取り上げています。
- Scientific American 編集長のLaura Helmuth(ローラ?ヘルムス)による特別な序文では報告書を紹介し、気候危機に対処するうえでの出版社の重要な役割について紹介しています。
本日、シュプリンガー?ネイチャー?グループは「Unlocking Potential(可能性を解き放つ)」の最新版を発表します。環境?社会?ガバナンス(ESG;Environment, Social, Governance)のパフォーマンスデータを含むこの報告書は、シュプリンガー?ネイチャー?グループの事業が、ともに働く人々や地球に及ぼす影響に対してどのように責任を負っているかを考察し、当社が出版活動を通じてもたらすことのできる最大のプラスの影響を示しています。
研究、教育、専门的コンテンツの世界的な出版社であるシュプリンガー?ネイチャー?グループは、Nature&苍产蝉辫;やScientific American などのブランドのプロデュースを担っており、SDGs(Sustainable Development Goals;持続可能な開発目標))関連の研究では業界をリードし、2015年以降、このテーマで約39万本もの論文を出版しています。オープンアクセス(OA)出版のリーダーである当社は、2021年には100万本のOA論文を出版するという大きな節目を。
颁翱痴滨顿-19(新型コロナウイルス感染症)に対するシュプリンガー?ネイチャー?グループの対応に焦点を当てた昨年の报告书のように、Unlocking Potentialは、そのテーマに応じた外部の事象にも着目しています。2021年には、世界的な気候変动に関する会议である颁翱笔26、行动の必要性を説いた気候変动に関する政府间パネルからの明确な声明、未曾有の気候灾害などがあったため、报告书では、ビジネスにおける気候の影响を軽减し、私たちが直面している环境问题の解决に必要な研究を拡大するための组织の取り组みに焦点を当てています。これは、シュプリンガー?ネイチャーが2021年10月に开始したキャンペーン「Climate Research in Action」にもとづいており、コンテンツポートフォリオ全体を通じて発表されたソリューションに重点を置いた研究に焦点を当てています。
シュプリンガー?ネイチャー?グループは、2020年に自社のオフィスと社用车、航空便に関连する排出量に関してカーボンニュートラルを达成して以来、组织の环境への影响を减らす方法を模索し続け、事业、サプライチェーン、製品の脱炭素化に向けた详细な计画を策定中です。报告书は、势いを持続させるための新しい短期的な暂定目标の概要を示しています。これらには、次のものを含みます。
- ネットゼロ:2022年にScope 1と2の排出量の95%以上、Scope 3の排出量の3分の2をカバーする科学的根拠にもとづいた目標を設定する
- 人:2022年から3年间のプログラムを通じて、全従业员に持続可能な事业の入门研修を実施する
- サプライヤー:2022年までにサステナビリティー目标を达成するために、印刷サプライヤーの50%とプリプレスサプライヤーの50%(いずれも支出额ベース)を积极的に関与させる
- 製品:2025年までに当社で印刷している書籍やジャーナルのポートフォリオに新しいタイトルのラベル付けを行うことにより、製品使用後リサイクル(End-of-Life Recycling)について通知する
これらの目标に向けた动きはすでに始まっています。シュプリンガー?ネイチャー?グループは全従业员を対象としたまったく新しい必修の持続性のある事业の入门研修を开始しました。この研修の目的は、すべての従业员が自社のサステナビリティーへの取り组みを理解し、サプライヤーへの働きかけから、新しい製品やサービスを开発する际のサステナビリティーへの配虑まで、私たちが前进するためにどのようにサポートできるかを理解することにあります。
また、本報告書では、オープンサイエンスの推進、研究ソリューションを進展させるためのテクノロジーの活用、組織内およびシュプリンガー?ネイチャーがともに働くコミュニティー双方におけるDEI(Diversity、Equity and Inclusion;多様性、公正性、包括性)全般について、年間を通じた進捗を紹介しています。おもな成果は次のとおりです。
- 1日あたり250万件を超えるプラットフォームへのアクセス
- シュプリンガー?ネイチャー?グループの最初のグローバル包括性と多様性に関する调査に対する62%の回答率
- Valuable 500を含む、新たなパートナーと协力して、サービスを提供しているコミュニティーに変化をもたらす
- シュプリンガー?ネイチャーが提携しているコミュニティーを寄付やスポンサーシップなどさまざまな方法でサポート。この中には、ここ数週間でウクライナからの避難を余儀なくされた研究者とその家族を支援する基金「Philipp Schwartz Emergency Fund」創設のための25万ユーロの寄付を含む
シュプリンガー?ネイチャーのCEOであるFrank Vrancken Peeters(フランク?ブランケン?ピーターズ)は、次のようコメントしています。
「今年度の报告书は、颁翱笔26での议论と意思决定における研究の重要性を认识し、気候に特别な焦点を当てています。私たちは出版社として、研究者と政策立案者を结びつけ、グローバルな课题に対する解决策を加速させるうえで重要な役割を担っています。また、私たちには、事业活动が周囲の环境に及ぼす影响を軽减する责任があります。今年も、新しい短期炭素目标の导入やClimate Action Officerの任命など、継続的な取り组みを行ってきたことを夸りに思います。私たちの责任は、私たちが属するコミュニティーにおける自分たちの役割、私たちがともに働く同僚、そしてすべての人の利益のために私たちが生み出す高品质で信頼できる研究にまで及んでおり、柔软に业务に携わりニューノーマルに顺応しながら多くのことを达成できたことを嬉しく思います」
Scientific American 編集長のLaura Helmuth(ローラ?ヘルムス)は、報告書の特別な序文では次のことを述べています。
「この报告书Unlocking Potentialは、さまざまな形式や分野の研究を、さまざまな読者に届ける出版社であるシュプリンガー?ネイチャーが、出版するコンテンツを通じて気候変动対策に果たすことのできる役割に焦点を当てています。出版社は、気候危机において重要な役割を担っています。编集者は、高品质で信頼できる研究を见出し、キュレート(収集、整理、要约、公开)、および拡张し、市民やあらゆる分野の研究者、政策立案者、政府など、适切な読者に确実に届けられるよう支援することに専念しています」
编集者への注记
では、シュプリンガー?ネイチャーのSustainable Business報告書のハイライトとサステナビリティーに関するストーリーをご覧いただけます。から、2021年版の报告书全文、そのほかの関连资料、これまでの报告书をダウンロードできます。
シュプリンガー?ネイチャーは、研究者、教育者、临床医、その他の専门家に発见への扉を开きます。当社の出版物、书籍、ジャーナル、プラットフォーム、およびテクノロジーソリューションは、世界中で毎日何百万もの人々に届いています。175年以上にわたり、当社のブランドとインプリントは、これらのコミュニティーに信頼される知识の源となっております。今日では、これまで以上に、これらの人々が基础的な知识にアクセスし、それらの研究を信頼し、理解し、利用できるようにすることが当社の责任であると考えています。それによって、研究者がより良い成果を创出し、前进し、后に続く世代の恩恵となるよう努めています。
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宮﨑 亜矢子
シュプリンガー?ネイチャー
コーポレート?アフェアーズ
E-mail: ayako.miyazaki@springernature.com
※ 本プレスリリースの原本(一部を除いて)は英語であり、日本語は参考翻訳です。
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